tt_mashiro’s blog

海外の卓球ニュースを翻訳していきます。2017年世界卓球からの素人卓球観戦。推し選手は張本智和、王曼昱!

世界卓球ハルムスタッド大会で男女アベック優勝 中国国家チームは劉国梁時代から抜け出す

sports.sina.com.cn

 

今日は長めの記事です。

 

2018年世界卓球ハルムスタッド大会がつい最近幕を閉じ、中国男子チームは優勝を果たした。決勝でのドイツ戦では、馬龍がボルに対し3-0とし、先制点を上げた。それに続いて樊振東、許キンがそれぞれ一点をあげ、3-0でドイツチームに勝利した。これによって中国男子チームは8連覇を果たし、21度目の優勝とした。男子決勝の直前に行われた女子決勝でも中国女子チームは優勝し、4連覇を果たした。中国国家チームは明確な形で国家チームに劉国梁がいなくとも勝利できることを示した。

 

劉国正、李隼はチームの大黒柱となれる

 

劉国梁は既に国家チーム総監督の座を降りており、チームからも離れているが、コーチとして信頼できる他の人材は以前いなかった。しかし、今回の世界卓球で初めて監督となった男子チームの劉国正、女子チームの李隼は自身の指導能力を持って、自分らがチームの大黒柱となれることを証明した。とくに、より経験豊富で、3人の大満貫(オリンピック、世界卓球、ワールドカップで優勝)を達成した選手である王楠、張治寧、李曉霞を育て上げた李隼は大会予選リーグで5人の選手全員を3回ずつ使い、主力選手にはウォームアップとして、新人選手には大舞台での経験として機会を与えた。決勝トーナメントでの準決勝までは対戦国によって柔軟に選手を使い分け、決勝での布陣は正統なものだったと言えよう。このことから彼は大きなプレッシャーの中でもチームを勝利に導ける能力があることを証明した。劉国正も冷静な一面を見せ、試合の中で苦しい場面に陥っても、選手を信頼した。

 

ベテランとしての風格を見せた丁寧

 

今大会で丁寧はチームを引っ張る存在となったことを示した。2010年に世界卓球団体戦初出場した彼女は決勝で苦い敗戦を味わった。今大会では丁寧は初めて準決勝で敗戦を喫し、決勝ではトップバッターのチームメイトが敗戦するという大きなプレッシャーの中プレーした。準決勝での敗戦では言い訳を一切せず、敗因に自ら向き合い、決勝では1-1のタイに戻した功績は彼女がキャプテンの役割を十分果たしたことを示す。

丁寧と同様にプレッシャーに屈せず、しかも初めて世界卓球団体戦で主力を担ったのは朱雨玲である。準決勝でもし彼女が第二試合目で必死に悪い流れを食い止めなかったならば、チームは残念な結果を迎えていただろう。決勝での石川佳純戦で朱はリラックスして冷静にプレーし、キャプテンの資質があることを証明した。

 

若手ホープの著しい進歩

 

本大会において中国チームでは一人若手世界チャンピョンが誕生した。17歳の王楚欽である。彼は中国チームにおける144人目の世界チャンピョンとなった。同様に初出場した林高遠と王曼昱は前回のチームワールドカップですでに世界チャンピョンとなっている。この結果は中国チームは若手選手の育成に力を注いでおり、世界卓球のような大舞台に出場させることにより、いち早く経験を積ませている。

中国チームには優秀な選手がそろっており、選手層も非常に厚いため、中国チームは日本チームのように大舞台で20歳にも満たない若手選手である平野美宇伊藤美誠張本智和らを多数起用することはないし、エースを任せることもない。しかし、若手選手の起用機会を増やすことでチームに慣れさせ、大役も早く任せられるようになる。

 

・・・疲れました。実はあと一つ章があり、樊振東は人気者でカットマン対策に韓国の美人選手・徐孝元に練習のお願いしたら快く引き受けてくださった、ってことが書かれているのですが、気力がもうないのでここで終わりにします。ここから恋が始まる?!(笑)

 

劉国梁監督のことは私はリオオリンピックの馬龍のコーチの人っていう印象しかないですが(すみません)多くの卓球ファンや選手にとっては素晴らしいコーチだったんでしょうね。去年のボイコット事件もありましたし。彼がいなくても世界チャンピョンになれたのは新コーチがどうのこうのというより普通に選手のスペックが高いだけのような気もしますが、まあ違うのでしょう。

 

お読みいただきありがとうございました。